白茶日記

きまぐれに。



インフィニティと私(2008~2010年編) :: 2016/12/05(Mon)


本記事はペン回し Advent Calendar 2016の参加記事です。
完結しなかったので後日後編を書きます。



08年1月、中二の冬にペン回しを始める。
資料室を見ながら基礎技を習得していく過程で早くもインフィニティの虜となる。そもそもペン回しを始めた理由が「周りとは違う『何か』がほしい」という極めて中二的なものであったこともあり、ペン回しの中でも変わり種であるインフィニティに魅力を感じたのはある意味当然ともいえる。

かくして授業中・休み時間はおろか登下校中までペンを振り回し続けるインフィニティフリークが誕生する。友達からは「お前それ回ってないやん」とのツッコミを数多く頂戴したが負けなかった。

始めたばかりのころはbonkuraさんのインフィニティを参考にしていた覚えがある。参考に、とはいっても雰囲気を真似ているだけで具体的な技までは理解できていなかった。スロー再生やコマ送りの仕方がわからなかったためである。

また、当初はインフィニティ主体のスタイルを目指すという意識はなく、あくまでお気に入りの技程度の位置付けだった。もちろん他系統の技も練習しており、今でこそやり方を忘れてしまったが3ソニひねも4パスリバもできていた。

08年の春にSaz'ect Star Driveが公開され、ippeiさんのFSに大きな衝撃を受ける。24で挟んで振り回すのが精いっぱいだった当時の自分からするとフラソニや4シメソニは未知の世界だった。同時にインフィニティだけでFSを作れるということに強い憧れを抱き、使えるコンボを増やそうとますますのめりこんでいく。



当時自分がインフィニストとして認知していたのはippeiさん、planter*さん、Mizmさんくらいで、不遜にもMariaさんやangmaramyon_a氏のことは全く知らなかった。そこで、3人程度しかいないのならちょっと上手くなればすぐに評価されるようになるんじゃないか?という甘い考えを持つようになる。彼らより上に行こうとまでは流石に考えなかったが、とりあえず名を挙げるくらいのことはできそうだと目論んでいた。

Saz'ect SDの衝撃から半年、08年の冬のことだったと思うが、FDとVFのチームコラボにplanter*さんそっくりのスピナーを発見する。てっきり改名して復活したものと思い込んでいたが、したらばの反応を見るとどうやら違うらしい。
何者なのかは知らないが、やたらと上手い。複雑さはippeiさんほどではないものの、滑らかさは過去のどんなインフィニストよりも上だと感じた。無論mindのことである。
歴1年に満たない当時の私が張り合おうなどと考えるはずもなく、ただただ憧れるばかりだった。一方で、インフィニティで有名になるためには最低でもこのレベルが求められるのか、と少し憂鬱に思った覚えもある。

09年春、無事高校に入学した私は本格的に活動を開始する。
ブログを作り、相互リンク(死語)の申し込みから交流を広げていく。当時はTwitterが無かったため交友の輪はブログのコメントを通じてコツコツ広げていくしかなかった。
しかし多少友達が増えたところで実力は未熟なままであり、CVは落選することの方が圧倒的に多かった。合格率は50%以下だったと思う。
そんな中で高一の冬に、初めて中堅クラスのCVに審査合格する。



当時の興奮は今でもよく覚えている。自分の出演した個所を何回も見直して一人ニヤニヤしていた。
中学校時代に一緒にペン回しをしていた友達にも自慢したが、もう興味が無いようで黙殺された。

この頃はインフィニティを使うということだけに注目しており、それ以上スタイルを考えることはなかった。漠然と滑らか・複雑なインフィニティをしたいと思いながら練習していた。歴2年ならそれくらいが自然だろう。

Really?7th合格で図に乗った私は2010年に入ってさらに色々なCVに参加希望し、そして落ちまくった。
salad@4th、EVE Festival 3rd、円描第伍章、0+2nd等々挙げればきりがないが、とにかく出すCVに片っ端から落選した。合格率はおそらく30%以下だっただろう。

しかもこの年にはhinekureさん、Meves、kaidanさん等新たなインフィニストが台頭してくる。挑戦するCVのレベルが近かったこともあり、自分が落ちているのにこの人たちが出ている、ということも頻繁にあった。こちらとしては悔しくて仕方ない。







さらにこの年公開されたSPSL'7thにはmindが出演しており、彼のインフィニティが大きな反響を呼んだ。
したらばでも各人のブログでも、こいつが最強だな、という声が聞かれるようになる。



どうやら彼らと張り合うレベルに達するにはまだまだ時間がかかるようだとある種諦めを感じつつ練習を続けていた。
彼らのFSは片っ端から解析して盗めるコンボは全部盗んだ。今でもそうなのだが、どうも私は見栄えの良いコンボを開発するのが苦手らしい。planter*さんやMariaさん等、08年以前のインフィニストをまとめて解析したのもこの時期のことである。

そして煮え切らない思いを抱えたまま年を越した2011年1月、私は生涯初めてCVに招待され、少しずつ周囲の評価が変わっていくのを感じ始める(続く)
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